コーポラティブハウス こころをかたちに Vol.11 - archinet コーポラティブハウス

こころをかたちに Vol.11

  • 01 もう一回やってみたい

  • 02 2回目のゆとり

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vol.11-メインイメージ

お気に入りの照明をメインにしたリビング。レールの照明やレンガなど設計者からの提案も取り入れた設計になっている。

住戸01 もう一回やってみたい

 参加のきっかけ

アーキネットを知ったのは、幡ヶ谷駅で他のプロジェクトのポスターを見て、インターネットで調べたのがきっかけです。このプロジェクトに参加する約1年前でした。それからマメにホームページを見ていたら、たまたま今回のプロジェクトの募集が始まりました。まずは場所が良いと思った。幡ヶ谷にマンションを持っていたので、参加できるかどうかは分からなかったけれど、話だけでも聞いてみようと思い、説明会に伺いました。 元々はメゾネットタイプが良かったのですが、メゾネット住戸は申込みが入っていた。そこで、その他の住戸で予算の合う住戸を選びました。 既にマンションを持っていたし参加できると思っていませんでした。けれど、銀行の審査が通過して、参加できることになりました。

 コンセプト

玄関廻りは、こう(ガラス張りに)したい、というイメージがインテリア雑誌にあったので、最初の打ち合わせで希望を伝えました。
洋服が好きでしたが、前の家は収納が無かったので洋服をしまったままにしていました。
リビングは黒っぽくしました。設置したい照明を建築家に見せて、その照明をメインにした設計にしてもらっています。床材は、こういうのがいいと、ホームページを探して型番を伝えました。 トイレ・ランドリーはガラスで仕切りたい、とお願いしてやってもらった。バスタブは、ショウルームに見に行って、これがいい、と決まって、それから配置を考え、トイレ、バス、洗面、のいろいろな配置パターンを検討しました。洗面まわりは配置を悩みました。ヨコミゾさんにも入ってもらって、スペースに余りがでなくて、通りやすくて、といろいろ模型と図面で確かめて、最終的にいい感じになった。
リビングの方は黒っぽく、ベッド・水廻りの方は白っぽくしています。
キッチンはステンレスが希望でした。サンワカンパニーで気に入ったものがあったのですが、自分には使わない余分な機能が付いていた。そこで、設計者がその製造元に当たってくれて、そこに直接オーダーしてオーダーでつくることになりました。

 あうんの呼吸

プロジェクトが始まって建築家についてもいろいろ見るようになった。雑誌とかもリノベーション特集など買いました。設計者と話していくと、自分はシンプルなものが好みだと分かりました。切り抜いて、設計者に見せると好みも分かってくれた。素材感や具体的な部分は設計者から「○○さんはこういうの好きですよね」と提案してくれたのでイメージが固まりました。レールに仕込んだ照明も設計者の提案してくれたアイディアです。壁は、最初はコンクリート打ち放しのつもりでしたが、設計者がレンガを提案してくれた。仕上げは、仕上げ材と仕上げ材の境目が突合せで、施工上の逃げがないので、工事をしてもらう職人さんがとても大変だったと聞きました。
設計の人とのやりとりがすごく楽しめた。もう一回くらいやりたいと思っています。

 暮らしてみて

(リビングのある)黒い方は、思ったより暗くなった。違う色にしてみても良かったなと思っていますが、全体的に気に入っています。 普段はリビングで過ごすことが多いです。図面上ではソファーやテレビは斜めの配置でしたが、今は真っすぐにしています。
家具は建物が完成してから買ったけれど、寸法を聞いてサイズ感を確認していました。例えば丸テーブルは、1400㎜ぐらいがいいということで、図面に寸法も入れてくれて、ちょうど人が通れる位になっている。ブラインドも後から合わせました。
カウンターも付けました。
向かい側は独身寮ですが、人はあまり居ません。ヨコミゾさんの提案で、向こう側の庭が見えるように開口部を広くとって、床の続きにお隣の緑の庭がある感じになりました。 同じコーポラティブハウスのみんなとは、たまに会ったり、総会の後に飲みにいったりします。お互いに知っているので安心感があります。

ガラスで仕切られた玄関廻り。好きな洋服のディスプレイ収納を兼ねている。

ガラスで仕切られた玄関廻り。好きな洋服のディスプレイ収納を兼ねている。

開放的な水まわり。入念な検討によりシャワールームやトイレ。スッキリ納まるベットの横にあるのは置きバス。

開放的な水まわり。入念な検討によりシャワールームやトイレ。スッキリ納まるベットの横にあるのは置きバス。

テラスに面したワークスペース。カウンターからは隣地の庭を眺められる。

テラスに面したワークスペース。カウンターからは隣地の庭を眺められる。

vol.11-メインイメージ

3mの天井高を活かし、天井からダウンライトや植物が吊るされたリビング。

住戸02 2回目のゆとり

 参加のきっかけ

ここに住む直前もアーキネットのコーポラティブハウス(メゾネットタイプ)に住んでいました。そこに代々木西原テラスのチラシが何度か入ってきて、(参加を決める)1年以上前にチラシを見ていました。最初は引っ越すつもりはありませんでしたが、この辺の地域の良さは知っていて、もし今コーポラティブ始めるなら、ここ(代々木西原テラス)かな、と思っていました。しばらく経って、10歳になった飼い犬が寝室のある下階から夜中に螺旋階段を上ってリビングで寝るようなことがでてきて、階段から落下しないか心配でした。また、前の家にはゲストルームがなく、母や家族が来た時に、泊まってもらうことができず、階段などのデッドスペースが少ないフラットでゲストルームがある住戸に住みたいなと思っていたところに再度チラシが入ってきました。
募集があと1住戸のみだったので、だめもとでとりあえず話だけ聞きに行きました。案の定、すでに申込者がいて検討中とのことでした。万一、その方が申し込みを辞退され、銀行から融資を受けられればここに引っ越せということなんだなと「運を天に任せます」とご担当者に言ったのを記憶しています。結果、その通りになりました。

 コンセプト

コンセプトは犬との生活、母や家族が泊まれる家です。
前の家も地下住戸で、地下の心地よさを知っていたので、運命的な感じでした。ボストンテリアは暑さに弱いので、地下がちょうどいい。冬も床暖の心地よさがあり、寒くてもスイッチを入れれば大丈夫。
前の家は新築に憧れて最新設備を入れたのですが、一回目の住まいづくりからは学びがたくさんありました。つまり生活の場としてデザインや見た目ばかりではなくて、プラス住みやすさとのバランスを重視しました。

 設計の工夫

一回目はキッチンに拘りました。特別料理好きではないのに道具好き。今回は一般人が使いこなせるキッチンで、最低限のところでつくりました。オープンの棚は費用削減のためですが、(棚板の位置やサイズなど)好きに変えられる。使ってみたら埃もつかないし、すぐに食器が出せる。動線もとてもいいです。
一回目はL字の広めのカウンターがついていたのですが、思ったほど使わなくて、今度は自分が軽く食事をとれる位で必要最低限にしました。いいところで折り合いがつけられています。
前回からの学びもあり、最低限に絞り込め、迷わないで決断できる。必要なこと、不要なことも分かりました。
リビングでは、ニューヨークの倉庫を改装した部屋のような雰囲気がいいなと思っていたので、レンガ調の壁を入れたいと思っていました。元々のサッシの色も黒で、好みに近かった。黒い金具、アイアンの素材で、キレイ・カワイイだけじゃない。床材にも古い木材風のタイルを選び、住んで数年たったイメージ。建築家のヨコミゾさんが外観の説明の際に最初から経年した感じとおっしゃっていて、自分の方針と適っていた。
地下住戸は天高が3mあるのでラッキーでした。天井が高いのでかなり広さが感じられる。天井から植物を吊るすこともできます。
ダウンライトはふわっと柔らかい雰囲気で、その他の素材のハードさとのバランスをとっています。設計の途中で自分のイメージにぴったりのものを見つけて決めていました。一個決めると、他も決まります。 設計者からは「白+黒+木」として自然を取り入れるのもいいよ、というアドバイスをもらいました。また地下なので風の通る部屋とリクエストし、間仕切りや家具の上部を開放することをご提案いただきました。

広々とした洗面所まわり。ユーティリティースペースとしてアイロンがけや洗濯などにも利用する。

広々とした洗面所まわり。ユーティリティースペースとしてアイロンがけや洗濯などにも利用する。

 暮らしてみて

犬がある程度部屋の中で動き回れるように部屋を仕切ることは求めていませんでした。実際に、部屋を走り回っていて回遊性のあるプランにして良かったです。
ゲストルームには、想定通り母が週一回のペースで泊まりに来るようになりました。その日は犬のことを気にせずに仕事をしたり、友人と会うこともできます。
浴室に関しては、洗面所まわりのスペースを広くしたかった。ここでアイロンをかけたり、シャワーを浴びて、髪を乾かしたり化粧したり起床してから出かける前の身支度が完結できる動線としました。最近はあまりやっていないけれど、ここでヨガもできるくらいのスペースです。結構いる時間が長いので、床暖もいれています。洗濯物は外で干さず、ここに干します。
前の家のお風呂は在来工法でつくりましたがメンテナンスや掃除が大変でした。そのため、今回はユニットバスと決めていました。最近のユニットバスはデザインもずいぶん考えられています。
ドライエリアはウッドデッキにしたいと思っていましたが、予算の関係であきらめました。竣工後ウッドデッキを設置したかったのですが、部屋の内外の段差があまりなく、デッキの下の掃除もできなくなるので心配だったんです。そこで自分で人工芝を買って敷きました。結局視覚的にも緑が入って良かった。外からの視線がないので、季節によってはドライエリアで読書したり、昼寝したり、お茶したりして過ごすこともあります。

 コーポラティブハウスの魅力

部屋そのものの良さもあるけれど、コーポラティブの良さがある。自分が都会で一軒家をつくるのは無理だけど、家づくりをプロジェクトの参加メンバーと一緒にできて楽しく交流している。
以前は6住戸、今は12住戸、みんな協力的で交流にも前向きです。みんなでご飯を食べたり、誰かのうちで「飲みませんか」となったり。もともとこの辺りに住んでいた人も多いので、お勧めのお店とか教えてもらうこともあります。前のプロジェクトは夫婦のみないし単身で家族構成が似通っていましたが、今回はそれぞれの家族構成もバラエティに富んでいるけれど、ちゃんとつながっている。うちと同様犬を飼っている方もネコを飼っている方もいます。お子さんがいるご家族も多く、朝、窓からお子さんの声が聞こえると、微笑ましい。今日も一日頑張ろう、という気分にもなります。お子さんにも顔を覚えてもらえて、声をかけてくれたりするのが嬉しいですね。

ゲストルーム

ゲストルーム

コンパクトにまとめたキッチン

コンパクトにまとめたキッチン

日差しの入るドライエリア

日差しの入るドライエリア

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