2025.9.17
人間
「人間とはなにか?」
というと仰々しいですが、文字通りでは「人の間」で仏典の原語でも「人の世界(マヌシャ・ローカ)」となるそうです。「市場」も、もともとは場所の名前だったのを思い起こします。
そして、すべての生き物は、人の世界に加えて地獄・餓鬼・畜生・天・修羅という六つの世界にて生死を繰り返し、人は自分の業によって虫にも動物にも神にもなります。そしてサンスクリット語のマヌとは、人類またはその始祖を指し、「考えるもの」という意味になります。
人間は他の生きものと同等なのですが、自分がささやかで限りあるもの、と考えることが人間の本質ということなのでしょう。
好評募集中の「大岡山コートハウス」「雪谷テラス」について9月23日に合同説明会を開催いたします。人間はささやかで限りある存在ですが、コーポラティブハウスが多様な生き方をさりげなく支える世界になれば、と考えています。ぜひお越し下さい。