コラム | archinet コーポラティブハウス

2025.8.14

町家

京町家には、坪庭、通り庭、見世の間が巧みに配置されています。
坪庭は母屋(店)と離れ(住宅)の間に設けられ、枯山水の風情を楽しむとともに、上空から光と風を引き入れる働きがあります。通り庭は玄関から裏庭までの動線となる一続きの土間で、魚売りが奥で捌く、荷造り・荷ほどきする、といった作業の場であり、風の道にもなります。と備わることで、内と外との距離感を緩やかに違えながら、光や風、緑を巧みに取り入れています。見世の間は、商談以外にも、接客や世間話をする公よりの場です。
社会や環境との繊細な関わり方を、三つの庭(土間)として空間に落とし込んだ都市住宅の見本です。

このたび新たに「大岡山コートハウス」を計画し、参加組合員を募集いたします。大岡山駅徒歩10分、洗足駅徒歩6分、一世紀前に渋沢栄一らが開発した洗足田園都市近傍という都市的な立地が魅力です。そして各住戸に光庭、屋上庭、中庭を配置して、内外を緩やかに繋いだ居心地と風情が魅力です。23日には武蔵小山駅そばで建築家説明会を開催いたします。
ぜひご検討下さい。

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