コラム | archinet コーポラティブハウス

2021.08.19

一人一人の

「必要のない命は軽い」といった発言が、優生思想の現れとして批判されています。この優生思想の本質は、一人一人の人間の尊厳よりも国家や経済、社会などの体制を上位に置くことだと考えられます。そして「お国のために」「最大多数の最大幸福」と言って、偉い人たちだけ得して生き延びるような行状もよく見られます。

詰まるところ、一人一人の人間の尊厳より上のものはない、国家や社会は、人権の擁護や潜在能力の育成などを通じて、一人一人の人間の尊厳をより確かにするための制度でその逆ではない、ということでしょう。

住まいについても、一律のプランといった業者の都合に従うのではなく、一人一人の居心地を大事したプランを選べるように、と思います。この週末、「駒沢テラス」「上野毛テラス」の個別相談会を開催いたします。ニワとテラスと緩やかに繋がり、空と風を楽しむプラン。身近な緑で在宅ワークも心地よいプラン。ぜひご参加下さい。