コラム | archinet コーポラティブハウス

2025.6.25

北条氏康

日本で戦乱の世を改めたのは、16世紀に北条氏康が創った仕組みだと言われます。
まず注目されるのは裁判制度で、能力主義で評定衆を登用して実証・裁決させ、領地紛争や代官の横領・搾取などを抑えた点です。さらに土豪たちの搾取や造反を防ぐために、家臣ないし代官に仕官させる一方、税制を簡素化した上で検地を実施し、年貢額を定めて村単位で徴税します。こうして村が自衛のために土豪に重い役務や年貢を負わずに済んで、低廉な訴訟費用で紛争が解決される、年貢も割安になる、ということで北条氏の領地は豊かになりました。こうした氏康の仕組みが、徳川三百年の平和に受け継がれます。
いまの世界情勢において、北条氏康だったらどのような仕組みに改めるでしょうか。

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