コラム | archinet コーポラティブハウス

2024.4.17

階段と健康

「目の前の健康づくり 階段利用」という標語があります。
その根拠としては、まず老化しがちな下半身、つまり大腿四頭筋や大殿筋、骨形成に適切な負荷が与えられるそうです。その負荷は、椅子からの立ち上がりを1とした場合、階段上りは1.3、一段抜かしの上りは1.7、これに対して平地歩行は0.4とのこと。
さらに有酸素運動としても効果的で、運動習慣がなく主に座位の女性を対象に、6週間の階段昇降を試すと、最大酸素摂取量が7%も改善したと報告されています。
そして動脈硬化にも有効で、毎日11回以上階段を昇降する人たちは、0回の人たちに比べて冠動脈疾患や虚血性脳卒中などの動脈硬化性心血管疾患の発症リスクが、22~23%低かったそうです。
「年を取ると階段の上り下りだけでひと苦労」とも言われます。しかし階段の健康効果からすると、自宅で日常的に上り下りすることで、下半身や心肺機能も無意識に鍛えられるので「ひと苦労」にならず、動脈硬化も予防して身体が不自由にならずにすむ、とも言えそうです。自分も上下七層の住まいに長年暮らして、その有難みを実感しています。

このたび新たに募集する「UNITE羽根木」。二層メゾネットを主体に構成され、緑のテラス続きののびやかな場所や落ち着いた場所などを上り下りして使い分けられるプランは、心身とも健やかにしてくれそうです。ぜひご検討下さい。

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