コラム | archinet コーポラティブハウス

2022.4.7

天井高

空間の心理作用について、興味深い研究があります。
天井高や開口部についてさまざまな部屋の写真を被験者に見せて、その脳の活動をfMRIで観察したところ、天井の高い部屋、開放的な部屋の方を美しいと感じ、閉鎖的な部屋ほど退室したがる傾向が明らかにされました。また被験者にアナグラムや概念想起の実験をしたところ、天高3.0mの部屋は2.4mの部屋より、被験者の思考を、より自由で、創造的で、抽象概念を考えられるようにしたと報告されています。芸術家のアトリエはまさにそんな空間ですね。
不動産の表記では、〇LDK、〇㎡と二次元までで、天高はまず記載されないのですが、天高があると、美しい、居続けたいと感じさせ、思考を飛び立たせる効果があることはぜひ考慮したいものです。

いま好評募集中の「国立テラス」、天高は最高で4.15m、庭と一体の開放的な空間が魅力です。
週末9日(土)に建築家説明会、17日(日)に現地そば相談会を開催いたします。春の日差しと温もりを感じられるプラン、ぜひご検討下さい。

国立テラスはこちら