コラム | archinet コーポラティブハウス

2022.2.17

町割り

街の長期的な魅力は、おおよそ町割りで決まります。
町割りは、街路を通して街区をつくり、これを区画するパターンなのですが、日本橋や銀座などでは表通りで120m四方の街区を構成し、沿道に町屋敷、中心に会所地や裏長屋、といった家康による町割りがいまでも踏襲されています。
京都では、平安京以来の条里制の街区に短冊状に区画して伝統的な町家が発達し、洗足田園都市は、渋沢栄一らによって緑豊かな職住近接の街として五叉路を核に街路を整えて100坪単位で区画されました。
こうした町割りが、銀座の洗練と賑わい、京都のコンパクト性、洗足の品格と風情をもたらしていると思います。

このたび、この京都・近衛町と洗足に、町割りの魅力を生かしたコーポラティブハウスを計画しています。計画に先立って、みなさんのご要望等をアンケートとしてお寄せいただければ幸いです。

京都近衛町テラス | 目黒洗足テラス