コラム | archinet コーポラティブハウス

2025.12.2

ナポリ

東京の難読地名の一つとして、日暮里(にっぽり)が挙げられています。室町時代に遡るこの地名の由来は、新開拓地を表す新堀(にいぼり)、堀は防御用の水路です。一方、イタリアはナポリの語源はギリシア語のネオポリス、ポリスは防御用の丘になります。さらにサンスクリット語に遡ると、新しいはナヴァ、都市はプラ。そうすると日暮里とナポリの語源は同じと言えそうです。
同じく難読地名の石神井(しゃくじい)、同じく室町時代に遡る地名の由来は、神代以前に井戸から掘り出された石剣をご神体として石神と呼び、「せきじん」が約500年のうちに「しゃくじん」に訛ったものと言われています。どうも昔からの居住地ほど難読地名になるようです。

好評募集中の「石神井公園テラス」、今度の日曜日12月7日に、最寄り駅「石神井公園」(池袋から急行9分)そばの会議室にて出張相談会を開催します。室町時代に一帯を治めた豊島氏の居城がいまの石神井公園、ちょうど紅葉の見頃です。お散歩がてらにぜひお越し下さい。

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