コラム | archinet コーポラティブハウス

2025.7.9

酷暑対策

猛暑の都市では、どんな暮らし方がいいのでしょうか?
例えば、バルセロナ市では近年の気候変動によって、4年に1度の熱波(最高気温33℃以上が3日以上連続)の頻度が8~16倍になると予想されています。これに対し、市は年間3千本の植樹などで樹冠被覆率を22%から2040年に40%に増加させ、都市の気温を4℃下げる計画です。そして全通勤のうち徒歩は27%、自転車10%と職住近接の都市構造を保っています。なので暑い日中を無理しないようにシェスタ、つまり午後にはいったん自宅に戻ってお昼寝する習慣が根付いています。
ちなみに東京都市部では、最高気温33℃以上になるのは年3~40日。その一方で樹冠被覆率は2013年で9.2%だったのが2022年に7.3%と減少、通勤で徒歩のみは6%、自転車5%、さらに道路拡幅と樹木伐採で都心再開発へ、というお寒いというかお暑い状況です。暑さをしのぐためにも、木陰と昼寝を大事にした都市構造にしたいものです。

この週末から、ご好評の「新大塚駅前テラス」の個別相談会を開催いたします。最寄り駅まで3分、池袋まで乗車2分、大手町まで13分とシェスタも可能で、大塚公園や護国寺もそばで木陰で憩える、という場所です。事業着手も決まり、これからプランの具体化をご一緒できれば、と存じます。ぜひご検討下さい。

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