コラム | archinet コーポラティブハウス

2022.3.22

とらや

和菓子のとらやは、室町時代後期に京都で創業し500年の歴史を誇ります。
世界史では明朝やオスマン帝国が隆盛で、コロンブスが米大陸を発見した頃と思うと気が遠くなります。
和菓子は禅宗の天心に由来し、砂糖がポルトガルから輸入された頃に、茶道つまり都市の接待文化と結びついて発達したもので、文化・経済・歴史が凝縮された感があります。
虎屋菓寮 京都一条店のゆったりした空間でいただくと、和菓子を支える都市文化の深さを実感します。
そんな虎屋菓寮や御所のほど近くに、コーポラティブハウス「京都・近衛町テラス」を計画し、新たに参加組合員を募集いたします。
間口9m・奥行き40mの羊羹切りと呼ばれる形状の区画に、巧みに光や風を取り込んだ現代の町家の立体構成です。
歴史的景観などが織りなす都市文化の味わい、ぜひご堪能下さい。

京都近衛町テラスはこちら