2026.6.25
物語
人間が自分自身のアイデンティティを確立するためにも、生い立ちから始まる「物語」が不可欠だと言われます。リクールの議論ですが、アイデンティティには生活圏も関わるので、土地の「物語」も重要でしょう。
例えば、大和郷の物語は、この国のかたちを表すようです。まず柳沢吉保が下屋敷として徳川綱吉から賜ります。そこに和歌の心を踏まえた「六義園」を造営し、幕府の要人が集います。柳沢家が大和郡山に転封されたため、「大和」と呼ばれます。これが加賀藩前田家の屋敷になり、明治期に岩崎弥太郎が買収します。そして三代目岩崎久彌氏がこの一帯を「大いに和を為す村」という意味も込め、この地を大和郷と命名して政財界の著名人たちに分譲します。そして現在に至るまで、この思いを引き継いだ住民組織「大和郷会」によって、風格ある街並みが保たれています。この街に暮らすうちに、この国のかたちを考えた先人たちの思いに触発される気がします。
来る7月4日(土)、「 六義園テラス 」について計画地近くのイベント会場にて相談会を開催いたします。そのままこの大和郷にある計画地もご確認いただけます。山手線駅徒歩5分の利便性と風格のある住環境を両立させた環境に、上階はクロスメゾネットで100㎡を超えるゆったりしたプランが特徴です。ぜひお越し下さい。
