コラム | archinet コーポラティブハウス

2025.5.3

理科の流水実験では、川筋を変えながら三角州が出来る様子が分かります。

東京の成り立ちも良く分かります。いまから6千年前、縄文海進時代には東京の低地は海底であり、陸地は上野台、本郷台、淀橋台ぐらいでした。そこから縄文海退が始まって海底が地表になるなか、平川(神田川の原型)と石神井川が川筋を変えながら三角州をつくっていきます。この三角州が江戸の町人地、大地が武家地の原型で、日比谷湾から先が埋め立てられて、いまの都心が出来たとのことです。

東京都区部には名前のついている坂道だけでも800以上もあるそうです。これらの坂も、流水実験が示すようにこの地形も流れる水の働きによって出来た低地の町人地と、高台の武家地をつなぐためにできたものでした。ただ上り坂と下り坂のどちらが多いかは謎です。

新たに募集を始める「音羽 FOUR HOUSES」、縄文時代前から地盤が確立された音羽台地の上、南側の鳩山邸をはじめ武家屋敷に因んだ閑静な住宅街、有数の文教地区に位置します。この風格ある街並みに対応した、光や風が心地よく入るのびやかな住戸空間が魅力です。ぜひご検討下さい。

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