高輪台テラス | archinet スケルトン分譲

高輪台テラス スケルトン写真

株式会社アーキネット

プレスリリース2022年3月7日 14時

「スケルトン分譲」の高輪台テラスが完成

株式会社アーキネット(所在地:東京都渋谷区鉢山町、代表取締役:織山和久)は、新規事業として「スケルトン分譲」を分譲販売し、1991年に建てられた高輪台の邸宅を区分所有建物にコンバージョンした「高輪台テラス(品川区東五反田4丁目)」の竣工に至ります。

高輪台テラスのポイント

1 資産価値の高い立地

古くからの地主が所有していた、島津山の、隣接地は私設美術館という好立地です。高台で緑が深く、敷地内には樹齢70年近いケヤキやクスノキといった大きな樹木が残っています。ご親族の方から、アーキネットの実績を高くご評価をいただきプロジェクトが実現しました。

2 1990年代に建てられた色あせない建物

建物は建築計画学の太祖である吉武泰水氏の元自邸です。個人宅では珍しい清水建設の施工で、総タイル張りで窓面が大きく、杭工事や地下空間など、しっかりと予算をかけられた鉄筋コンクリート造による計画。バリアフリーを意識した設計思想は、現代の超高齢社会を予想して建てられた計画だそうです。

3 コーポラティブハウスのノウハウを生かしたリノベーションの新規事業

都内を中心に123棟1000戸の実績を重ねてきたアーキネットによる新規事業です。

3-1 建築家設計による共用部の再生

コーポラティブハウスでの数多くの実績のある有限会社駒田建築設計事務所(所在地:東京都江戸川区西葛西、代表:駒田剛司、駒田由香)に共用部の設計を依頼。施工は建築家との実績に優れる株式会社栄伸建設(所在地:東京都武蔵野市境南町、代表:大町順造)に依頼し、外壁タイルをこまめにチェックした補修工事、屋上防水工事の再施工、設備配管の入れ替えを実施しました。
エレベーターは新設し、オートロック・駐輪場・宅配ボックスなど既存の邸宅にはなかった設備を追加。地下のスペースは全戸に備えた専有物置と共用のフリースペースとして活用します。既存邸宅の持つタイル張りの優しい雰囲気に対し、金属を基調とした共用部の設計が融和します。

3-2 買主目線での商品設計

スケルトンで販売後、買主のお好みの内装の要望を建築家のサポートを得て追加工事として当社がお受けし、内装工事を実施してお引き渡しを予定しております。このことにより、内装代も含んだ総額に対して住宅ローンが可能となります。ローン減税などの税制面は宅建業者からの購入物件としてフルに享受が可能となりました。(中古マンションの購入の場合、リフォームローンの借入が難しく、個人間売買だと控除額に制限があります)

3-3 共用部についてもリノベーションで変更可能

一般のリノベーション工事では触ることができない共用部についても、変更可能なルールで進めました。間取りの希望を取り入れると、箇所によっては既存の躯体とは適合しない部分が出てきます。レントゲン検査を実施して構造躯体を痛めないことを条件に、変更可能な仕組みとしました。またサッシの入れ替えについても可能なルールで行いました。

4 VRモデルルームを活用した販売活動

販売活動を行なった時期は、まだ地主がお住まいの状況でした。そのため、VRモデルルームを利用して窓から見える実際の景色とVRによる内観イメージを融合した販売ツールをご提供しました。

スケルトン分譲 「高輪台テラス」のしくみ

既存住宅との比較

既存住宅との比較

既存住宅との比較

既存住宅との比較

既存住宅との比較

参考写真

参考写真

参考写真

参考写真

参考写真

参考写真

参考写真

参考写真

参考写真

図面

今後の展望

アーキネットでは、コーポラティブハウスを中心に建築家とたくさんの実績を重ねてまいりました。都心の大地主の方から、不動産を大手デベロッパーではなく「アーキネットであれば」と大切にしていた資産をお譲りいただける機会が増えております。解体工事を伴わない環境コストの低減、都心不動産の有効活用、区分所有権化による不動産の流動化など、これからの時代に合った事業です。
1990年前後に建設された優良都心不動産で、資産活用として若い世代に代替わりを行うサポートを今後も行いたく思っております。
コーポラティブハウス事業と並行して、たくさん手掛けていきたく、たくさんの不動産情報をお待ちしております。

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