コラム | archinet コーポラティブハウス

2024.3.25

冒険遊び場

近頃の公園は、禁止だらけで子どもたちの外遊びの機会も奪われています。ボール遊び禁止、花火禁止、大縄跳び禁止、犬猫立入り禁止、危険な遊びはやめましょう、挙句の果てには、声を出さないように遊びましょう、という看板もあるそうです。ごく一部の近隣の執拗な苦情に対し、区役所が事なかれで対応した結果なのでしょうか。こうして公園から人がいなくなり、かえって物騒になってしまいます。

これに対して、子どもに遊ぶ権利を、と火遊び、水遊び、木登り、穴掘り、工作など自由に遊べる「冒険遊び場」も少しづつ増え、都内に103か所開設されています。その草分けが、1979年に地域住民と区とともに開設された羽根木プレイパークです。現場の運営は、NPO法人職員の常駐プレーワーカーと地元のボランティアが代々担っています。

この羽根木に、新たに6戸のコーポラティブハウスを計画しています。子どもが遊ぶ権利だけでなく、大人も和む、緑を分かち合う、といった当たり前の自由が大事にされた場所の魅力とそれを生かすプランをぜひご検討下さい。

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