コラム | archinet コーポラティブハウス

2023.3.5

アフガニスタンの灌漑事業

春、アフガニスタンでは豪雪がいっぺんに解けて、洪水に襲われる頃です。
でも中村哲さんらペシャワール会が9年も尽力された水利事業は、この洪水をかわし人々の間に歓声が沸き上がったそうです。
この事業のポイントは、ジルガやシューラといった長老会の自治組織の意向を尊重し、現地の人々が自力で建設・維持できる山田堰の工法を導入したことでしょう。
欧米の、上から民主制や近代工法を迫る方法とは対照的です。

灌漑で農業を興して飢餓や貧困を克服することで、平和な社会が構築されます。
自然災害や戦災の後の復興事業では、こうした地に足についた方法を尊重したいものです。
春、人々の歓声がこだまする様子が思い浮かびます。

このたび新たに計画している「terrace用賀」にて、計画地見学会を開催いたします。
広々とした青空のもと、風通しのいい建物に皆さんがご入居され、歓声が上がる光景が思い浮かびます。
ぜひお越しください。

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